【接尾辞】せつびじ

フォーラム内でのレスを見てると、インスタンスの名前が「instance_mc」って感じで、シッポに“_mc”←こんなのが付いてる事ってありますよね？

これは接尾辞というモノで、そのインスタンスの種類（型）を示してます。（例えばテキストフィールドなら“_txt”、ボタンなら“_btn”など、他にもイロイロある）

ただ種類を示すだけでなく、付けとくとアクションパネル内で接尾辞が示す種類に合った（型に合った）コードヒントが表示されるというオモシロ機能があります。もちろん、おもしろいだけでなくナカナカ便利ですよ。ヒントの出し方は名前に続いて .（ピリオド）を入力するだけです。カンタン。うまく活用すると手間やミスが減ります。


↑接尾辞がないと、ピリオドを入力しても変化なし。


↑接尾辞があると、ピリオドを入力するとヒントが表示される。


接尾辞は特に特別な書き方があるわけじゃりません。 _ （アンダーバー）に続いてmcとか書くだけです。普段は、あくまで名前の一部として認識して下さい。（名前に接尾辞を付けたインスタンスを参照する時は接尾辞も含める必要があります）

接尾辞は「何でもいいから付ければいい！」ってもんじゃなく、ちゃんと決まってます。「instance_text」とかやってもヒントでません。（正しくは“_txt”）またインスタンス（オブジェクト）の型と違う接尾辞を付けるのも×です。ヒント機能はあくまで接尾辞を元にヒントを出すので、ボタンに「instance _pj」とかにすると、表示されるヒントはプリントジョブのメソッドやプロパティです 注意。

よく使うと思われる接尾辞の種類は以下の通りです。



※ほかにもあるので、FLASHのリファレンスで確認してみてください。

※ ちなみに僕はこの接尾辞を『モーショングラフィックスで学ぶActionScript―Flash MX』で知りました。これに限らずとても参考になる本です。一番のポイントは難解な言い回しのリファレンスの用語・説明が分かるようになるって事です。“シンタックス”って何だよ？　“メソッド”って？？？　この本で全部分かります。野中さんの著書です。