zowieさんは書きました：
「ファイルサイズやダウンロード配信の低効率性、開発の難易さ
といった従来からの制約を受けること」がなくなる、とあります。

これは、SWF を親のFlaファイルに埋め込んだ場合との比較である
ように見えるのですが、以前からできている loadMovie 等で外部
SWF を読み込んだ場合と比較した場合にも成り立つことなので
しょうか？

つまり、HTTP サーバーでビデオを配信する場合、外部SWF の
代わりに 外部FLV を使うことによって、尺の長いビデオが
再生できたり、再生効率がよくなったりするのでしょうか？

野中文雄さんは書きました：
SWFに埋込んだビデオの最大の問題は、データをすべてメモリに読込むことです。ファイルサイズの2倍のメモリを消費するともいわれています。それが、長尺のビデオの再生に適さないとされる理由でした。FLVでは、プログレッシブダウンロードによりメモリが解放されるので、この制約がなくなるということです。

zowieさんは書きました：
Flaファイルに直接ビデオを読み込んでSWFを書き出すのではなく、メインのSWFから外部のSWF(ビデオ）をloadMovie()で読み込む場合には、プログレッシブダウンロードで再生しているものだと今まで考えていました。
...
とありますが、loadMovie()で外部SWFを読み込む時にも、最初に何秒か分をプリロードしておいて、残りをダウンロードしながら再生することはできますよね。これってプログレッシブダウンロードとは言わないのでしょうか？

このメモリ消費に関しては納得です。外部読み込みだろうが、SWFを使っている限り、メモリはどんどん増大していって解放されない、ということですね。ということは、メモリを解放しながら再生するのがプログレッシブダウンロードの定義、ということになるでしょうか？

◆loadMovie()による外部SWFの読み込み
　ダウンロードしながらの再生はできるが、メモリが解放されないので、長尺のビデオには適さない。

◆FLVのプログレッシブダウンロード
　バッファ分だけをメモリに溜め、メモリを解放しつつ再生するので長尺のビデオも再生可能。

◆FCSによるFLVのストリーミング
　リアルストリーミングなので、長尺のビデオを安定して再生可能。ブラウザキャッシュにデータも残らない。