会話のシーンで、口をパクパクと動かす時
アゴをどうするか、みなさん悩みませんか？

現実には、口の動きはアゴの骨が動いてるわけですから
当然ながら、「あいうえお」と発音した際には
口の開閉と共に、アゴも上下に動くわけです。
しかし、これをアニメにする場合においては
顔の輪郭は固定したままで、パクパク動した唇のＭＣを
配置すると話をしているように見えるわけで
動いているものに思わず注目してしまう
一種の目の錯覚の利用というか
手抜き？と言うか(笑)
ＴＶアニメでも、多くはこの手法で作成されてるようで。
かのエヴァのアスカちゃんや、しんぢくんのアゴが止まってるのに
気づいたときは、ちょっとショックでした。

海外のアニメ（と言っても少ない手持ちＤＶＤの中から
アイアンジャイアントとＴＩＴＡＮを例にすると）の場合は
しっかりアゴが動いてますね。
ディズニーの作品なども動いているようです。
果たして制作予算が豊富なのか、アメリカ人がマメなのか？


環境：WIN2000ProSP4 & flashMX

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ＮＯＶ
nov@za2.so-net.ne.jp

アゴの動きはケース・バイ・ケースでやってます。
通常のセリフではクチパクをのせますが、
それで気にならなければいいと思ってます。
でも、顎も動かないと不自然だと感じたら動かした方がいいわけで、
たとえば、横顔や口を大きく開くようなオーバーアクトの時は、
顎も動かしたり、時には頭部全体を動かしたりもしてます。

引用：
そーゆーのを、「トメクチパク」と言って、リミテッドアニメ独特な手法ですが、
描く方も見る方も慣れちゃってるので、顎まで動くとかえってうっとーしい場合もありますね。
あ、「サンダーバード」などのスーパーマリオネーションも顎は動かないね。
逆に腹話術の人形は顎が動かないとしゃべってる感じしないし。

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A.e.Suck LASH Animator dynamictoon

もともと、日本人ってそんなにオーバーアクションでもなく、表情の変化も乏しいので、顔全体を動かさなくても、静止画として絵がキレイであれば口だけパクパクしていればよい、ということみたいですね。そもそも欧米人とちがって、話をするときに相手の顔を見ない人も多いですし（笑）
日本ではもう、国民的アニメリテラシー（笑）としてクチパクで馴れちゃってますが、欧米ではアゴを動かす、発音に即した口の形（リップシンク）がないと違和感を覚える方も多いみたいですねー。ポケモン以降はジャパニメーション的クチパクもずいぶん受け入れられるようになったみたいですが。
日本ではAKIRAやジブリの「おもいでぽろぽろ」で徹底したリップシンク（とアゴの動き）をやってましたが、リアルすぎるとあまり受けはよくなかったような。
これらはアフレコではなく、プレスコ（先に音をとる）必要があり、演出的、制作スケジュール的に、予算がないと難しいみたいです。
逆にTVアニメでも最近は要所要所でアゴもちゃんと動かしているケース（リップシンクではなくて「アゴぱく（笑）」もあるみたいです。これはセルからデジタルに変化して、セルの分割処理（撮影の手間）が楽になったからかもしれないですね

サンダーバードはアゴは動いてないですが、リップシンクはしてる（それを実現するための装置を内蔵するために、頭部がでかくなった）そうです
腹話術は舞台芸なのでアゴを動かさないとビジュアル的に弱いんでしょうね。舞台劇では「顔全体でしゃべる」というのを役者は意識するのと同じで。

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まつむらまきお
http://www.makion.net

引用：
そういえば、昔のアメリカのTVアニメで、口だけ実写をはめこんでるのがありますねー。
リップシンクロと言うよりそのもの。もちろん、顎の動きはないです。
あれは、気色悪かった?

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A.e.Suck LASH Animator dynamictoon

引用：
そんなん、あるんですかー(^_^; )想像するだけできしょくわるいですね(^_^; )

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まつむらまきお
http://www.makion.net

ae-suckさん、まつむらさんレスありがとうございました。

今日は能の舞台を見る機会がありまして。
まさにアレぞリミテッドアニメの元祖ではないかと感じました。
演者と観客の阿吽(あ・うん)の了解というか暗黙のお約束と想像力が
舞台を幽玄の世界に導くんですね。


引用：
私も、見たことあります。
アメコミな静止画を、紙芝居みたい切り替えて
クチだけが実写で貼り付けられてて、それが妙に間が悪いってか(笑)
なんだったかなぁ潜水艦か宇宙船の内部みたいのが背景にあったのを
記憶してます

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ＮＯＶ
nov@za2.so-net.ne.jp

引用：
まさにそれです。向こうのアニメーションの考え方は、生きていれば完全に静止することはあり得ない。だから動きっぱなしでなければならない。日本には古来から生活や習慣の伝統があって、リミテッドがそれに見合ってるわけですね。
引用：
「宇宙ライダーエンゼル」ですかね。
http://ppgcom.gooside.com/sands/clutchcargo.html

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A.e.Suck LASH Animator dynamictoon

　能舞台に、静止した「間」の大切さを肌で感じました。
ダイナミックな動きと静止、これが重なる事で
白と黒がコントラストが強調されるように
ダイナミック感が生きるだけでなく、
静かな感情の流れ、深い悲しみ怒りなどが
素晴らしい迫力を生み出してました。


引用：
まさにこれです！！
ここのページにも書かれているように、
くちびるの赤さが更なる不気味さを演出してました(笑)
デジカムがあったらFLASHで再現できそうですね。
誰かやってみませんか？
キモは、切り抜いた口のまわりと
アメリカンアニメ？顔の肌色をしっかり馴染ませる事と
真っ赤な唇です(笑)

でも、夢に見そうでこあい(自爆)

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ＮＯＶ
nov@za2.so-net.ne.jp